かつては岡崎の矢作の宿に牛若丸との恋に落ちた浄瑠璃姫の悲恋物語が残されていた。忘れられてしまった浄瑠璃姫の伝承を究明しようとしたのが本書である。
 著者は岡崎住まいで幼いころからこの話しを聞かされて育った。しかし、姫は本当に実在したのか、真実はどうだったのか。著者の歴史をたどる新たな“探検”が始まった……。
 本はＡ5判・154頁。昭和53年刊、自費出版。書き込み・ラインはない。
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